海外FXの特徴として、主に「ハイレバレッジ」「ボーナス」「ゼロカットシステム」などがあります。海外FX業者は日本の金融庁の管轄にありませんので、信頼でき、実績のある業者を自己責任で選択しなければなりません。
XMは資金を増やす最適な環境だといえる3つの理由
私は普段、海外FXブローカーのXMを利用したデイトレードを行っています。
これまで様々なブローカーを渡り歩いて来ましたが、その中でもXMは「資金を短期間で増やすためのトレード」を行う上で最適な環境だと思っています。
主な理由は3つです。
証拠金を10倍にするトレード手法について
小さな資金で資金を増やすには、トレンドに乗る、そして利益が出たら素早く決済することが何より重要です。相場の流れている方向についていき、素早く利益を確定させます。
これから紹介するのは、ハイリスク&ハイリターンを狙う、順張りスタイルの取引方法です。
あくまで筆者の手法で、執筆時点の分析です。投資判断はご自身で行ってください。
相場の勢いがある時間に取引する【取引時間のルール】
相場に勢いが出やすいのは、日本時間 午後17:00 ~ 翌午前1:00 です。※
※夏時間(サマータイム)は16:00 ~ 0:00 まで。
まずは、取引時間を決めることが大切です。世界には、トレードが盛んなFX三大市場(東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場)があります。
この市場参加者の時間差を利用します。最初に相場に勢いが出始めるのが、日本時間17:00(夏時間16:00)です。それまでレンジ相場だったのが、突然動き出すのがこの時間です。
東京勢とロンドン勢の取引が重なりますので、非常に取引量(出来高)が多くなります。さらにその後のニューヨーク時間では、経済指標なども頻発して発生します。
最初のトレード参入ポイントは、17:00前後の時間です。そして、次に参入できるポイントが、欧州時間とニューヨーク時間が重なる22:00 ~ 1:00までの時間帯です。
ただし、経済指標などで激しく前後する可能性が高いので事前に調べておくと、突然の値動きに備えられます。
FX市場の時間帯
市場 | 時間帯 ※日本時間 |
---|---|
東京市場(アジア市場) | 9:00 ~ 17:00 (年中同一) |
ロンドン市場 | 17:00 ~ 翌午前1:00 (夏時間 16:00 ~ 0:00) |
ニューヨーク市場 | 22:00 ~ 翌午前7:00 (夏時間 21:00 ~ 翌午前6:00) |
ニューヨーク時間の終了と同時にほとんどの業者で締めの作業が行われ、スワップ金利などが付与されます。
- 緑 : アジア市場
- 紫 : ロンドン市場
- 青 : ニューヨーク市場
チャートを見ると、ロンドン市場が始まると同時に東京時間のレンジをブレイクし、下落した後、ニューヨーク時間の指標発表で大きく上昇していることが伺えます。
初回入金額は1万円にする【おすすめは10万通貨】
先ほど説明したように、XMには口座入金ボーナスがありますが、5万円までは100%ボーナスが付与され、5万円以上になると20%ボーナスとなります。
そのため、1万円の入金をすれば、ボーナス分と合わせて2万円分を運用することができます。
国内口座(レバレッジ25倍)であれば、1万通貨も保有できませんが、レバレッジ888倍のXMでは十分にトレード可能な金額です。
トレードのコツ (2万円分の証拠金)
レバレッジ888倍の時、この場合ドル円だと、15万通貨まで保有できます。余裕を持って取引をするならば、5万~10万通貨程度が良いかもしれません。
ドル円 (USDJPY)
ポジション数 | 必要証拠金 | 許容変動幅 (※強制ロスカット水準まで) | 実行レバレッジ |
---|---|---|---|
1,000 通貨 | 124 円 | 1997 pips | 5.4 倍 |
10,000 通貨 | 1,238 円 | 197 pips | 54.9 倍 |
50,000 通貨 | 6,190 円 | 37.6 pips | 274.8 倍 |
80,000 通貨 | 9,904 円 | 22.6 pips | 439.7 倍 |
100,000 通貨 | 12,380 円 | 17 pips | 549.6 倍 |
150,000 通貨 | 18,570 円 | 10 pips | 824.5 倍 |
※XMの強制ロスカット水準は、証拠金維持率20%
詳しくはこちらのXM専用計算機でも試算可能です。ちなみに国内口座で15万通貨を保有するには、約66万円必要です。レバレッジのおかげで資金が限られている個人投資家でも、効率よく運用できます。
10万通貨で20pipsの動きを狙う【利益目標】
先ほどの試算では、2万円の証拠金で、ある程度余裕を持って保有できるポジションは10万通貨でした。
10万通貨で目標の20pipsを獲得すると、予想利益は2万円になります。この時、最大リスクは初回入金した1万円ですのでリスクリワード率も1:2となり、良好です。
東京時間のレンジをブレイクしたらエントリー【エントリータイミング】
東京市場を中心とするアジア時間はレンジ相場である確率が非常に高いため、原則エントリーしません。
- 夏時間のレンジ判断 9:00 ~ 14:00、 エントリー 16:00~
- 冬時間のレンジ判断 9:00 ~ 15:00、 エントリー 17:00~
手順① アジア時間の高値と安値を調べる
もし、レンジの幅が20pips以上になっていたり、ロンドン時間に政策金利などの重要な経済指標が予定されている場合もエントリーはしません。
手順② アジア時間のレンジをブレイクしたらエントリー
「欧州参加前のレンジ(高値・安値)を、欧州参入後にブレイクしたらついていく」というイメージです。
手順③ すぐにストップロス注文、利益確定注文を入れる
- ストップロスまで : 17pips(強制ロスカット水準 最大リスク 1万円)
- 利益確定目標まで : 20pips(予想利益 2万円)
取引通貨単位などは、資金の増減に合わせて変化させていきましょう。このトレード手法で一番重要なことは、東京時間のレンジの幅の半分以上まで価格が逆行しても耐えられる資金管理を行うことです。
XMポイント(XMP)を有効に活用する
XMのボーナスには、XMロイヤリティプログラム(取引ボーナス)があります(※Zero口座は付与対象外)。詳細の説明は割愛しますが、取引をして貯まったポイントを有効証拠金に交換することができます。この付与されるポイントを「XMポイント(XMP)」と呼びます。
ポイント還元率は以下のとおりです。
ボーナス ($) = XMP ÷ 3
4つのステータスがあり、それぞれのステータスによって1回の取引で貯まるポイント還元率が変わります。
ステータス | 口座開設からの日数 | ポイント還元率 |
---|---|---|
EXECTIVE | 口座開設日~29日 | 10 XMP/1Lot |
GOLD | 30日~59日 | 13 XMP/1Lot |
DIAMOND | 60日~99日 | 16 XMP/1Lot |
ELITE | 100日以上 | 20 XMP/1Lot |
※1Lot = 10万通貨単位
例えば、口座開設から20日間毎日10万通貨の取引をしたとします。この場合、XMポイントは200XMP(ドルに換算すると約66$)貯まります。口座開設から日数が経過すると、ボーナスの付与率も段階的に上がっていきます。
経過日数 | 付与ポイント※ | 有効証拠金 (概算) | 累計ボーナス額 |
---|---|---|---|
口座開設日~29日 (1ヶ月目) | 200 XMP | 約 66 ドル (7,260円) | 66ドル (7,260円) |
30日~59日 (2ヶ月目) | 260 XMP | 約 86 ドル (9,460円) | 152ドル (16,720円) |
60日~99日 (3ヶ月目) | 320 XMP | 約 106 ドル (11,660円) | 258ドル (28,380円) |
100日以上 (4ヶ月目) | 400 XMP | 約 133 ドル (14,630円) | 391ドル (42,740円) |
※1ヶ月の取引日数を20日として、毎日10万通貨の取引をした場合
一万円でどれだけ資金を増やせるか?
いわゆる一万円チャレンジというものですね。個人的には、宝くじを1万円分買うくらいなら、その分でハイレバトレードした方が良い結果が出るのではないかと思っています(確率的な意味で)。
1万円を証拠金とした場合の試算
1万円を入金し、毎日20pipsを狙っていきます。最初の3ヶ月は、ポジションを10万通貨に固定して考えます。損失を考えて、1日1回の平均取引利益10pips(1日1万円)で計算していきましょう。
日数 | 累計獲得利益 | 累計取引ボーナス額 | 合計有効証拠金※ |
---|---|---|---|
1日~29日 | 29 万円 | 66 ドル (7,260円) | 31万260円 |
30日~59日 | 59 万円 | 152ドル (16,720円) | 61万9720円 |
60日~99日 | 99 万円 | 258ドル (28,380円) | 103万1380円 |
※口座開設ボーナス3000円と入金ボーナス1万円を含む
上記の計算どおりにいけば、約5ヶ月程度で資金が100倍になります。
もちろん、すべての取引で利益が出る完璧な手法ではありませんが、現実に億り人と呼ばれている方もいますので、不可能ではありません。トレンドの方向にエントリーして、素早く決済することを毎日繰り返せば可能性はあります。
資金量が増えるにつれて、保有できるポジションも増えていきますが、自分で決めた期間は固定ロットにするのがオススメです。せっかく増やした資金を失ってしまっては元も子もないので、焦らずゆっくり増やしていくことが大切です。
注意しておきたい点として、XMのスタンダード口座のスプレッドは、ドル円でも1.6pips程度とお世辞にも狭いとは言えません。その代わり、XMではすべての注文をカバー取引しますので、故意のレート操作やストップ狩りなどが無いことを考慮すると、無視できるレベルのデメリットと言えます。
XMと国内FX業者の資金効率の差は、正直比較になりません。
国内FX業者でドル円10万通貨の必要証拠金は、約44万円です。44万円を初期段階からFX口座に入金できる人は良いですが、お金を持っているかいないかで、ずいぶん差が出てきます。
レバレッジの魅力は、すべてのトレーダーに平等に資金を増やす機会を提供していることなのかもしれません。XMはゼロカットシステムによって、口座残高以上の損失が出ないようになっているため、安心して取引することができます。