いざ海外FXを始めよう!と思ったときに意外と不安になるのが、「出金」についてではないでしょうか?ただでさえ銀行関係の手続きは、面倒だったり分かりにくいイメージがあるのに、さらに海外だし…と思っている方も多いかもしれません。
それにFX関連のTwitterなんかを見ていると時々「出金拒否された」なんてショッキングなつぶやきも見かけますよね。
でも安心してください!
きちんとした会社を使い、正しい手順で手続きを行えば、出金拒否されることなくスムーズに出金されます。
この記事では、XMTradingで出金(銀行送金など)する手順や、独自のルール、出金拒否されないための注意点などを一挙にご説明していきます。
XMでは、入金方法によって出金方法が変わるルールがあるので、ぜひ入金前にも読んでみてくださいね。
海外FX「XMTrading」で出金する手順は3ステップ
XMTradingでは、以下の3パターンの出金方法があります。
- 国内銀行送金
- クレジットカード・デビットカード(Visa)
- オンラインウォレット(Bitwallet、STICPAY、BXONE)
いずれも基本の手順は下記の3ステップと実は非常にシンプルです。
- 会員ページにログイン後、「資金の出金」を選択
- 「出金方法一覧」から希望の出金方法を選択 (Local Bank Transfer, Visa, Bitwallet, ...)
- 必要事項を入力して「リクエスト」をクリックすればOK
操作画面は時々システム改善やリニューアルなどで変わることがあるので、実際の画面の文言をよく読んで進めてください。最後のOKボタンに当たるところが「リクエスト」なのが海外業者っぽいですよね。
リクエストまで出来たら、その後画面に「成功」と表示され、メールが届くのでご確認ください。
ここでの注意点は、必要事項の銀行情報は英語(アルファベット)で入力が必要なことです。後述しますが、銀行送金ではSWIFTコードといった特殊な情報も必要なので、事前に入力情報はメモアプリなどに入れておくとミスも防げますし、とっても便利ですよ。
▼XMTradingって?という方は下記記事をご参照ください。リアルな口コミをガッツリまとめました。
サポートチャットは会員になる前にも利用できるので、登録前に疑問点はすべてクリアにしておきたい人にもぴったりです。
XMではどんな出金方法が使える?|大きく分けて3パターン
XMTradingで使える出金方法の最低出金額と手数料を一覧にまとめました。XMTrading自体の手数料はいずれの方法も無料なのはありがたいですね。
出金方法 | 最低出金額 | 出金上限 | XM手数料 | 決済代行会社・銀行 手数料 |
---|---|---|---|---|
国内銀行送金 Local Bank Transfer | 10,000円 | 無制限 | 無料 | 40万円未満は2,500円 40万円以上は無料 |
クレジットカード VISA | 500円 | 入金金額まで | 無料 | 無料 |
オンラインウォレット | 500円 | 入金金額まで | 無料 | 無料 |
それぞれの方法についての詳細特徴はこれからご説明しますが、その前に把握するべき重要な点があります。それは、取り扱い時に優先順位があることです。
1.クレジットカード ⇒ 2.オンラインウォレット ⇒ 3.銀行送金
例えば銀行送金で出金したい場合、クレジットカードおよびオンラインウォレットに出金できない状態である必要があるのです。一方で、利益は銀行送金でないと出金できません。詳しいルールは「出金時の注意点:XMの出金にはルールがある」でご説明しますね。
まずは、取り扱いに優先順位があることを覚えておいてください。
1.銀行送金 Local Bank Transfer
XMTradingは海外のFX会社ですが、実は銀行送金は「国内銀行送金/Local Bank Transfer」です。"銀行送金"という記載はなく、英語の"Local Bank Transfer"と書かれているアイコンをクリックしてください。
さて、国内銀行送金は海外銀行送金より日数面とコスト面で大きなメリットがあります。
- 手続き後、実際入金されるまでの時間が海外送金と比べて短くて済む(1~5営業日程度)
- 手数料が割安で済む
海外銀行送金の場合、送金手数料以外にも"中継銀行手数料"などがプラスアルファでかかる場合が多いのですが、国内ではそれがありません。中継銀行がない分、入金されるまでの時間も短くなりますね。
楽天銀行 の説明が分かりやすいので引用しておりますが、下図のように間にいくつもの銀行などが入って送金される仕組みになっているので、時間と手数料がかかってしまうのが海外銀行送金なんです。
海外送金にかかる費用には、送金を行う銀行に払う手数料や、海外の中継銀行・受取銀行に支払う手数料、円から特定通貨に両替する際に発生する両替費用などさまざまな費用がかかります。
引用:楽天銀行
引用:楽天銀行
為替の両替手数料を抜きにした定額の手数料だけで数千円、下手したら1万円近くかかることが普通なのですが、手数料にそんなに払うなんで正直無駄なお金だと感じてしまいますよね…。
以上を踏まえると、XMTradingが国内銀行送金に変更になったことは非常にメリットがあってうれしいかぎり。更に、XMTradingでは40万円以上の出金であれば決済代行会社の手数料も無料! (40万円未満の場合は2,500円。詳しくは後述します)
せっかくFXで稼いだお金、上手な出金で、利益を1円も損せず引き出したいところです。
こちらのYoutubeでは手続きの基本から、手数料無料で出金するポイントまで分かりやすく解説してくれていますので、ご参考になさってください。
銀行送金時に入力が必要な情報
冒頭で少し触れましたが、銀行などの情報は英語(アルファベット)で入力が必要ですし、SWIFTコードといった銀行ごとのコードも調べておかなければなりません。
1.受取人情報:名前、住所、銀行口座番号
2.受取人銀行情報:銀行名、SWIFTコード、銀行所在地、支店コード、支店名
こちらの情報が英語表記での入力が必要です。(名前はカタカナでOK)
銀行によっては、公式サイトで外国送金の受け取り情報として英文表記を掲載してくれているケースも多いので、そちらの表記を転記すれば確実ですのでチェックしてみてください。
一部銀行ですがリンクを貼っておきますね。「銀行名 海外送金 英文」などで検索すると出てくるかと思います。
ご自分の住所の英語表記に自信がない方は、excite翻訳などのweb翻訳の住所翻訳サービスなどを使っていただくのも便利ですよ。
SWIFTアドレスやBICコードと呼ばれることもある、国際的な金融機関識別コードのこと。
日本国内の振り込みなどの時にも金融機関コード(三菱UFJなら0005など)を書くことがあるかと思いますが、それの国際版のようなものです。
注意:送金できない銀行がある(出金先に選ぶと拒否される)
さて、国内銀行送金ではありますが、海外の会社のためか、出金できるのは海外送金に対応している銀行(=SWIFTコードがある銀行)が原則となっています。SWIFTコードは各銀行の公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。
ただし、SWIFTコードがあっても取り扱い不可の銀行が一部ありますのでご注意ください。
【送金不可の銀行例】
・ゆうちょ銀行(SWIFTコードあり)
・新生銀行(SWIFTコードあり)
・セブン銀行(SWIFTコードなし)
・じぶん銀行(SWIFTコードあり)
・みずほ銀行(インターネット支店のみ不可) …など
ここがちょっと分かりにくい点なんですが、SWIFTコードがあるのにNGだと「えっ、出金拒否!?」と思ってしまいそうになりますよね…。
そんな場合は落ち着いて、別の銀行で試してみるか、拒否された取引銀行に確認してみてください。
2.クレジットカード/デビッドカード(Visaのみ)
取り扱い優先順位第1位のクレジットカードですが、2021年8月現在JCBとマスターカードでの取り扱いがなくなり、Visaカードのみとなっています。ただし、VisaであればデビッドカードでもOKです!
XMTradingのルールで詳しく説明しますが、クレジットカードで入金した金額まではクレジットカードで出金するのがルールです。「では利益は???」というと、
クレジットカードでは 入金額=出金額 のやり取りしかできないので利益は銀行送金
実は、クレジットカードでの入金は、買い物をしたのと同じ扱いとなっています。そして、クレジットカードでの出金は買い物をキャンセルしたのと同じ扱いなんです。そのため、同額までのやり取りしかできないんですね。
また、一般的にクレジットカード会社での返金手続きには時間がかかるので、クレジットカードでの出金は1~2カ月などかなり時間がかかると思っていてください。
なんで!? クレカで入金したのにクレカに出金できない場合
入金額までクレカで出金しよ~と思ったのに「決済が拒否されました」・・・というケースを時々聞くことがあります。状況をよくよく調べると、大抵それはクレジットカードの利用から90日以上が経過している場合です。
要は、「お買い物してから3か月経ってカード会社から請求も完了しているので、買い物キャンセルできません」ということですね。その場合は銀行送金にて出金をしてください。
裏技的ですが、クレジットカードで入金した分を銀行送金で出したいなら、90日以上待てばOKということでもあります。この点は覚えておいて損はないかと思います。
3.オンラインウォレット
オンラインウォレットとは直訳するとインターネット上のお財布ということで、いわゆる仮想通貨の仕組みです。しかし、仮想通貨以外も実は利用が出来ます。
暗号通貨ウォレット(かそうつうかウォレット)
引用:Wikipedia
暗号通貨取引のための公開鍵および/または秘密鍵を格納するデバイス、 物理媒体、 プログラムまたはサービス
オンラインウォレットは送金や引き出しが非常に素早く簡単で、XMTradingでも出金手数料がないのがメリットですが、一方でオンラインなのでハッキングなどの攻撃を受けるリスクがゼロではありません。なので、個人的にはFXのためにオンラインウォレットを持つ必要はないかと思います。
しかし、仮想通貨取引をすでにされている方は、仮想通貨で得た利益をすぐにFXへ回す…などの使い方ができるので非常に便利になるかと思います。
XMTradingで取引ができるオンラインウォレットは、2021年8月現在以下の3種類です。
- bitwallet(ビットウォレット)
- STICPAY(スティックペイ)
- BXONE(ビーエックスワン)
オンラインウォレットもクレジットカード同様、入金額までしか出金できず、利益は銀行送金で出す必要があるので注意してください。
bitwallet(ビットウォレット)
XMTradingで取り扱いのあるオンラインウォレットの中で一番おすすめなのがこちら、bitwalletです。理由は2点で、日本語でのサポートが充実していることと、手数料が安めのケースが多いことです。
bitwalletから銀行口座への振り込みは金額にかかわらず824円なので、大抵のケースで今回の3種のなかではbitwalletの振込手数料が最安になりますよ。
詳しい各種手数料はbitwallet公式サイトをご確認ください。
STICPAY(スティックペイ)
日本語対応のオンラインウォレットですが、一部登録時に英語表記の部分があるので必要に応じて翻訳ソフトを使ってください。
STICPAYから銀行口座への振り込みは800円+2%です。各種手数料はSTICPAY公式サイトをご確認ください。
STICPAYはスマホに専用アプリがあるのがポイントです(bitwalletもストアで検索するとアプリが出てきますが上記で紹介しているbitwalletとは違うサービスのアプリなのでご注意を)。
▼ダウンロードはコチラから!
BXONE(ビーエックスワン)
BXONEは日本円に対応していますが、日本語対応していません。なので、英語で何にも支障がないよ!という方以外には基本的には使わないほうが安心でしょう。
注意点:出金方法は入金方法で決まる
詳細は次に説明しますが、出金方法は実は自由に選ぶことが出来ません。
入金方法によって出金方法が変わるので、入金前に確認しておくことが大切
すでに入金をしている方は、次のルールを読んでいただき、適切な出金方法を選んでくださいね。ルールに沿っていない出金をリクエストしても【拒否】されてしまいますので注意が必要です。
ところで、ある程度FX取引をして慣れてくると、レバレッジを変えた取引やトレード手法別に口座を複数持ちたくなってくる場合があると思います。そんな時、「別口座を開いて今の口座からお金を引き出して再度入金して…」なんてことは実は必要ありません。
XMTradingでは最大8口座まで口座を開設して運用していくことが出来、その際口座同士で入出金が可能なんです。
わざわざ銀行口座に出金してから、XMTradingの別口座に入金…といった手間がなく、手数料もかかりませんのでぜひ活用してください。ゼロカットは口座ごとに発生しますので、リスクの分散にもなります。
急激な為替変動が起きたときなど、口座残高以上の損失が発生した場合にマイナス残高にならずゼロ残高として扱ってくれるシステム。ゼロカットシステムがない国内業者の場合、マイナス残高になると追証という形でマイナス分を支払わなければならないんです。
出金時の注意点
出金手続きは3ステップと意外とカンタンではありますが、注意すべき点が3点あります。
- XMの出金にはルールがあり、ルールが守られていないと出金されない
- 出金には数日かかることもある
- 思わぬところで手数料が発生する場合もある
これから詳しく解説していきますので、しっかり押さえておきましょう。
XMの出金にはルールがある
XMTradingの出金には以下の"2大ルール"があります。
こちらはマネーロンダリング防止の観点などから設定されているので、ちょっと面倒に感じますが重要なルールです。要は、資金の出所が不明にならないように、元の出所へ戻す、ということですね。
資金洗浄とも。出所が不正だったり、違法な資金の出所が分からないようにする行為。マネーロンダリングの防止は犯罪の防止につながるので、上記XMTradingのようにルール設定されているFX会社が多いです。
出金ルール1:入金方法=出金方法が原則
入金した金額と同額までは、入金した方法で出金しなければならないというルールです。この大原則のため、出金したい方法が決まっているなら、入金方法を合わせておく必要があります。
例1:VISAカードで20万円入金し、利益が出たので、40万円出金する場合
1.VISAカードに20万円
2.銀行送金で20万円
※この時、銀行送金の金額としては40万円未満となるので手数料2,500円がかかる(手数料については後程解説)
出金総額が40万円だから手数料無料~という勘違いをしやすいので要注意です。
例2:銀行で20万円入金し、利益が出たので、40万円出金する場合
1. 銀行送金で40万円 (銀行送金であれば利益と元本まとめて出せる)
※この時、銀行送金の金額としては40万円以上となるので手数料無料(手数料については 後程 解説)
同じ入金額・同じ出金額でも、入金方法によって手数料も変わってきますので、入金前からこの辺りは意識しておきましょう。いずれにせよ、利益は銀行送金でしか出せません。
少し分かりにくいのですが、XMTrading公式サイトの説明は以下の通りです。
複数の入金方法で入金しました。どのように出金すればよいですか?
-ご入金方法の一つがクレジットカード/デビットカードであった場合には、他の出金方法を選択する前に、常にそのカードによるご入金額までを同カードにご出金いただく必要があります。クレジットカード/デビットカードから入金された金額が同カードに返金されてはじめて、あなたの他の入金に従い、他の出金方法を選択できます。
引用:XMTradingよくあるご質問
ここでは入金方法が1パターンだった場合を説明しました。クレジットカードとオンラインウォレットからそれぞれ入金したなど、複数の入金方法をとっていた場合は、次のルール2が適用されます。
▼XMTradingでの入金方法については下記記事を参考にしてください。
出金ルール2:出金優先順位に従って出金される
前にも少し触れましたが、XMTradingでは出金に優先順位があります。利益を出金することが出来る銀行送金は一番下の優先順位なんですね…。
1.クレジットカード ⇒ 2.オンラインウォレット ⇒ 3.銀行送金
これは、【入金した時期とは関係なく優先順位に沿って出金する必要がある】のが直感的に分かりにくい点なので、少し注意が必要です。
※先ほどクレジットカードで出金できない事例で説明しましたが、90日経つとクレジットカードでは出金できません。なので、優先順位1位のクレカも90日以上経つと使用不可=優先順位に含まれないのがポイントです。
例3:オンラインウォレットから10万円入金し、後日クレジットカードからも10万円入金。利益が出たので40万円出金する場合
1. まずVISAカードに10万円
2. 次にオンラインウォレットに10万円
3. 残り20万円が銀行送金
※この時、銀行送金の金額としては40万円未満となるので手数料2,500円がかかる(手数料については 後程 解説)
ここでの注意点は、ご自身でルールにのっとった出金先と金額を選ばなければいけないということです。自動で、XMTradingのシステムで判別して出金してくれればいいのに…と思うんですが、そうはなっていないのできちんと覚えておきましょう。
ルールに沿った出金先と金額を自分で選んで手続きすることが必要!
間違っていると後程「出金リクエストが拒否」という悲しい結果になります…。
でも、正しい方法でやり直せばOKですから焦らないでくださいね!
補足:口座開設ボーナスなどは出金できない
XMTradingを新規口座開設する際などに、「今なら3,000円ボーナス!」などのキャンペーンがあることが良くあります。3,000円のボーナス分も出金したいなという方もいるかもしれませんが、こちらのボーナスは、あくまで投資に使えるのみのボーナスで出金は出来ませんので注意してください。
口座間移動もできないことが多いので要注意です。
出金には数日かかることもある(1~5営業日以上など)
XMTradingは海外FX業者ではありますが、国内銀行送金で出金できるので比較的早く口座に振り込まれます。が、一般的に海外銀行送金での送金は少なくとも5営業日ほどかかって普通だと思っていて良いでしょう。
あと日数は「営業日」であることに注意してください。銀行が開いている日数です。海外の場合、祝日などが日本と異なるので「えっ向こうは祝日だったの!?」ということが良くありますよ。
こちらのTwitterの方は特に早かったようですね!
しかし、XMTradingでも、銀行の営業時間・営業日などとの兼ね合いで数日かかる場合もあるようです。(ちなみにXMTrading自体の手続きは24時間以内に完了)まあ、お正月とかはどんな方法でも遅れますよね。
また、クレジットカードへの出金は先述の通り「返金扱い」なのでクレジットカード会社の規則に合わせて処理されますので、1カ月などかなり時間がかかると思っておいた方が良いでしょう。
ですので出金は余裕をもって行いましょう。銀行送金でも1週間は見ておくと安心ですね。
海外銀行送金は、思わぬところで手数料が発生する場合もある
XMTradingは国内銀行送金ですので、海外銀行送金ならではの手数料は発生しません。ただし、一定金額までの銀行送金は決済代行会社利用手数料として2,500円かかるので注意してください。
40万円未満:2,500円
40万円以上:無料
その他海外FX業者の場合は大抵海外銀行送金になるかと思います。その際の手数料発生の可能性は以下の通りです。
・ 決済会社の仲介手数料がかかることもある
・ 受け取り側の銀行で別途手数料がかかることもある(冒頭で説明した"受取銀行手数料"のこと)
海外銀行送金はとにかく間に噛んでくる銀行などの手数料がかかりがちで、さらに手数料が場合によって異なるので金額が分かりにくいんですよね…。選ぶなら、国内銀行送金で出金してくれる業者の方が何かと便利です。
海外送金の場合:手数料の安い銀行を探そう
XMTradingは国内銀行送金ですが、海外銀行送金になる場合、少しでも利益を減らさないために手数料が安い銀行を選びたいですね。
例えば、ソニー銀行は中継銀行手数料は必要ですが、受取手数料が不要で、外貨取扱手数料なども不要なのでオススメです。(中継銀行手数料は、どの国からの送金かによって中継銀行が変わってしまうため国ごとにバラバラです…)
海外銀行送金での出金になるFX業者を使う際は、この辺の手数料について事前にチェックしておきましょう。
「出金拒否」されることがあるって本当?
XMTradingにおいては、出金手続きにミスがない限り、出金拒否されたという話は聞いたことがありません。しかし、【出金手続きにミスがあると出金されない】ので、要注意です。
世にある出金拒否のウワサ、有名業者の場合はほとんどこういった手続きミスによるものだと思っていただいてもいいでしょう。ただし、残念ながら本当に出金してくれない悪徳業者・犯罪業者がいないわけではありません。
それでは、注意点も併せてご説明しますね。
利用者側に過失・ミスがある場合
こちらのTwitterの方も指摘する通り、XMTradingで出金が出来ないのは利用者側の手続きにミスがある場合です。
よくあるのが、以下の2パターンです。
- 登録した銀行口座の情報が間違っているケース
- FX業者の出金ルールを理解できていないケース
1.登録した銀行口座の情報が間違っているケース
シンプルに登録した口座情報が間違っていて振り込みが出来ないケースですね。転記ミス以外に注意すべき点は、英語での入力が必要なところです。
上の方で解説しました通り、事前にお使いの銀行の情報などを調べて英訳しておくと安心です。
あとは、FX業者からの送金を受け付けていない銀行を申請しているとこちらも当然振り込み出来ません。XMTradingでの取り扱い不可銀行の例は銀行出金のパートで説明しているのでチェックしてみてください。
ゆうちょや新生銀行など、意外と大手でもNG銀行の場合があります。
2.FX業者の出金ルールを理解できていないケース
「入金した方法でまずは出金しなければならない」「クレジットカードが最優先で出金される」…などといったルールに従わず出金リクエストした場合は、リクエストが拒否されてしまいます。(XMTradingのルールについてはルールの項目で解説)
WEBで入力しているときに自動判別して、正しい出金方法だけ選べるようになってればいいんですが、自分で判別しないといけないのでうっかりやりがち…。
「普段は口座から入金しているけど、80日前はカード会社がキャンペーンをしていたのでクレジットカードで入金してた」とか、そういったイレギュラー入金を忘れているとやってしまうのはあるあるです。
でも、口座情報のミスや、出金ルールの順番間違いなどはやり直せばよいだけなので、出金できなかった場合は上記2点にミスがないかしっかり見直してみてください。(必要に応じてクレジットカードの履歴も見てみてくださいね)
こういったミスは悪意のある行為ではありませんので、正しく手続きができ次第出金されますので安心してくださいね。
一方で、利用規約に違反すれば、出金拒否・口座凍結されることもあります。例えば、FX業者がNGとしているトレードを行うなどです。XMTradingではOKですが、スキャルピングを禁止している業者でスキャルピングしてしまうと規約違反となってしまいます。
下記記事でご紹介しているDMMFXは「短時間で注文を繰り返す行為が禁止」≒スキャルピングが禁止です。
うっかり規約違反をしないためにも、少なくとも取引開始前、できれば口座開設前に利用規約はしっかり読み込んでおきましょうね。
数十秒や数分など超短期間でトレードすること
悪徳業者もあるので注意
最後の注意点は、そもそもの注意点なのですが…海外FX業者の中には悪徳業者もあるので、業者選択が非常に重要です。
海外FX業者の場合は出金拒否されても裁判しにくく、日本国内の公的機関も動きにくい。
最悪、泣き寝入りすることになる。
国内で企業相手に裁判すると考えただけでも恐ろしいのに、海外の企業相手なんて…ゾッとします。頑張ってみたところで、利益が弁護士費用でふっとんでしまいそうですしね…。
そうならないためにも、業者選択は慎重に慎重に行いましょう!
【対処法】
・ FX業者を選ぶ段階で、金融ライセンスを保持している業者を選ぶ
・ しっかり口コミを確認する(悪い口コミもあえて探す)
日本ではなくともどこかの国のお墨付きがある業者はやはり安心感が違います。あとは、口コミは鉄板でチェックしておきましょう。
XMTradingは本拠地であるセーシェル諸島の金融ライセンスを保有しています。(XMグループとしては、世界でも認証が厳しいと言われているキプロスの金融ライセンスを持っているので、その辺りも信用に値するなと感じています)
上述の通り、XMTradingはセーシェル諸島に本拠地を置くFX業者で、セーシェル諸島の金融ライセンスを所得しています。しかし、日本の金融庁のライセンスや登録ではありません。
というのも、日本の金融庁に登録しようとすると、XMTradingのポイントである、25倍以上のレバレッジやゼロカットが禁止になってしまうのです。そのため、金融庁の登録は実施していない、というのが実情かと思います。
日本の金融庁に登録されている企業でないと安心できない、という方は国内FX業者を選ぶのがオススメです。
オススメの業者についてはこちらの記事でまとめています。業者選びの参考になれば幸いです。
まとめ
- XMTradingでは入金方法=出金方法の原則があるので、出金を見据えた入金方法を選ぼう
- XMTradingは海外業者だが海外銀行送金ではなくて、国内銀行送金
- 出金拒否は「利用者側のミス・過失」か、「悪徳業者」かだけ
今回はXMTradingでの出金について解説いたしました。
海外業者でも、実は国内銀行送金で出金出来たり、手順もたった3ステップだったりと思ったより簡単そうだなと思っていただけたのではないでしょうか?
取り扱い優先順位などのルールを自己判断していかないといけない点が少々ややこしいですが、実際取引をしていくとある程度決まった入金方法になってくる=出金方法も決まってくるので、そんなに複雑なことにはなりません。
せっかくFXで利益を出しても上手に出金できなければもったいないことです。
ルールやポイントを事前に把握いただいて、スマートに出金してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。