主に考えられる原因としては、以下の計2パターンです。
目次
パターン1 : 利用者側の問題
限度額の上限
クレジットカードには、月ごとに利用可能な限度額が設定されています。利用者によって金額は異なりますが、この限度額を超えてしまう場合は入金が失敗します。
ですが、限度額をオーバーしても入金できることもあり、これは各々の利用状況(カードのランクや返済履歴など)によって様々なようです。
限度額を引き上げてみる
カードの限度額が現在いくらなのか、これはカード会社によって異なりますが、基本的には料金の請求書や会員ページで確認が可能です。
また、利用金額に応じて限度額が変動するカードもありますので、ぞれぞれ一度確認してみましょう。
もし限度額以上の入金額だった場合、これが原因となっている可能性がありますので、この場合は限度額の引き上げを行うことで解決できます。
会員ページから変更を行うか、方法が不明な場合はカード会社に直接電話してみるのが確実です。
カード名義が異なる
XMの口座名と入金に利用したいカードの名義が異なる場合は、入金することができません。
なぜなら、口座名と名義が同じでないと情報の紐付けができないからです。これはブローカーにとってのマネーロンダリング対策であり、出金時に入金額分は同一手段にて返金処理されることを見ても明らかです。
故に、自分名義以外のカードは使用できません。
パターン2 : カード会社側の問題(海外送金の制限、縛り)
利用者側の問題も一応説明させていただきましたが、海外FX口座への入金が失敗する場合、カード会社側が海外利用を制限していることがほとんどの原因であると考えられます。
この場合はカード会社のルールによるものですので、残念ながら別のカード会社を利用するしか方法はありません。
利用できるカード、出来ないカードは口コミで判断するしかありませんが、現在のところ以下の情報があります。
※2019年4月26日現在
カードの種類 | 利用可否 |
---|---|
JNB (ジャパンネット銀行) カード | 可能 |
楽天カード | 可能 |
ジャックスカード | 可能 |
スルガカード | 可能 |
オリコカード | 可能 |
エポスカード | 可能 |
Sony Bank WALLET (Visaデビットカード) | 不可能 |
三井住友カード | 不可能 |
ソニーカード | 不可能 |
JALカード | 不可能 |
NTTグループカード | 不可能 |
ミライノデビット (デビット付キャッシュカード) | 不可能 |
りそなカード | 不可能 |
私がXMで利用しているクレジットカードは「ジャックスカード」です。こちらは入金、出金(返金処理)共に全く問題ありませんでした。
実際の出金事例は、こちらの記事でまとめています。
カード入金、ウォレット利用はデメリットが多い
XMでは、「入金額までは入金方法と同一手段にて出金」というルールがあります。さらに、クレジット/デビットカード、bitwalletの場合は利益分の出金ができません。
(追記)SticPayも利益分の出金ができなくなってしまいました…
新しいソリューションとして登場したSticPayでは、以前は利益を含んだ出金が可能でしたが、2019年7月時点では返金処理しか扱えなくなっている状態です。
過去、XMでは様々なウォレットへ、利益を含む入出金が可能でしたが、現在は海外銀行送金のみしか利益分の出金に対応していません。
こちらも懸念していたように、かつてのNETELLER、bitwalletと同様、SticPayも規制の対象となってしまいました。
しかし実際に、これはXM側の問題ではなく、海外FXを利用する全ての場合に関連しており、一説には金融庁の圧力が影響してきているのではないかとも言われています。
結論としては、国内銀行送金がおすすめ
どうしてもクレジットカードで入金しないといけない場合を除くと、オーソドックスな手段ですが国内銀行送金が一番おすすめです。
一つデメリットとしては、クレジットカードのように即時入金ではないため、金額の反映までに時間が掛かってしまうことです。証拠金維持率ギリギリの状態で追加入金したい場合などでは、利用が難しそうですね。
国内銀行から入金した場合、出金の流れをややこしく考える必要がありません。手数料は高くなってしまいますが…。ちなみにですが、私は普段から銀行送金を使っています。