XMのボーナスはこんな使い方もある、クレジット専門口座開設方法と口座維持の注意点について

今回はXM(XMTrading)のボーナスの仕組みと、そのボーナスのルールを活かした「クレジット専門口座開設の方法」についてお伝えしていきます。

クレジット専門口座の開設方法

XM(XMTrading)のボーナスの仕組み

XMにはボーナスが3種類あります。ひとつは「開設ボーナス」で、もうひとつは「入金ボーナス」です。ボーナスとして得た証拠金は、入金した「残高」と区別され「クレジット」として表示されます。

どちらも有効証拠金として扱うことができるので、XMは他のブローカーを利用するより多くのポジションを持つことができます。ポジションを多く持てると、ハイレバレッジなので国内FXへの投資運用と比較にならないほどの利益を出すことができます。

  1. 口座開設ボーナス → 初回の口座開設時のみ3000円のクレジット付与。
  2. 入金ボーナス → 500ドルの入金までは100%ボーナスが適用され、その後の4,500までは20%ボーナスが適用される。例えば1000ドル(およそ11万円)入金した場合、100%ボーナスで500ドルのクレジット付与、20%ボーナスで100ドルのクレジットの付与となるので、合計で600ドル(およそ66,000円)ものクレジットが付与される。

より詳しくはこちらの記事で解説しています。

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100日後からクレジット専門口座を開設しよう

クレジット専門口座を開設する前に、まずはステータスをEliteまで上げておくと効果的です。ステータスアップは開設からの期間ではなく、あくまでも取引した日数で決まりますが、ポジションの大きさは関係ありません。

マイクロ口座の最小取り引き量である0.01Lotで構いませんので、毎日取引していけば最短100日でEliteまでステータスを上げることができます。無理に大きなポジションを保有して含み損が大きくなり、塩漬けにしてしまうと取り引きができなくなってしまいステータスが上がりません。

最小単位でコツコツ毎日取引し、最高ステータス(Elite)になってから、本格的にポジションを増やして効率良くXMポイントを獲得し、クレジット専門口座の開設をしていきましょう。

マイクロ口座のロットサイズ

XMポイントはアカウント問わず、まとめて貯めることができ、まとめてクレジットに変換ができます。ですので、新たに口座を開設し、この口座で貯まったXMポイントをクレジットに変換します。

すると、残高がない状態のクレジット専門口座ができあがります。この口座では証拠金がすべてクレジットなので思い切ったトレードを行うことができます。クレジット専門口座であってもトレードで利益が出た分は残高としてカウントされるので、出金ももちろん可能です。

仮に含み損が出てもボーナスで得たクレジットですから、資金の元本割れといったリスクを回避することができます。強制ロスカットを怖れることはありません。ただし、ハイレバレッジでポジションを多く保有すると、突発的な変動で証拠金がマイナスになることがあります。

そうなるとマイナス分を入金しなければならなくなるのですが、XMは「ゼロカットシステム」が作動するので借金返済の追証は発生せず、マイナス分はXMが負担してくれますので安心です。これは2015年のスイスフランショックの際に実証済みです。クレジット専門口座があると、最もリスクを抑えたトレードが可能です。

XMの口座維持の注意点

XMの口座についてのルール

国内FXではひとつのブローカーで複数の口座を所有するケースはほとんどありませんが、海外FXではMT4やMT5など利用するトレードプラットフォームによって別のアカウントが必要になります。そのため、XMでは個人で「8つ」まで口座を開設できるようになっています。

クレジットを意識したおすすめの口座開設例

  1. MT4のマイクロ口座を開設 → ロイヤルティプログラムのステータスがEliteになるまではこちらのアカウントを使用。(MT5のマイクロ口座だと最小取引量が0.1Lotに制限されるので注意)
  2. MT4のスタンダード口座を開設 → 入金はこちらにして入金ボーナスを得つつ、大きなポジションの取引をEliteのステータスで行い、XMポイントを獲得する。
  3. MT5のスタンダード口座を開設 → こちらをクレジット専門口座として使用。XMポイントはすべてこの口座でクレジット化し、最大の888倍のレバレッジでトレード。

口座の種類

参照元:XM公式サイト 取引口座タイプ一覧

このようにそれぞれの口座で役割が異なります。他にもXMでスキャルピングを行うのであれば、スプレッドの狭いZero口座を開設することになるでしょう。開設は無料でできますし、一度開設のための手続きをしてしまえば追加の開設は簡単にできます。

ですから、複数の口座を開設することはまったく問題ありません。ただし気をつけなければならないのは「口座管理」です。基本的にXMの口座を複数開設していても口座維持費は発生しませんが、ある条件に達してしまうと口座維持費がかかることになるからです。

口座維持費が発生するケース

XMのよくある質問を見ると、以下のような回答があります。

口座を利用しない場合に費用が発生しますか?

お取引口座にて最後の取引/出金/入金/資金振替/追加の取引口座登録行為があった日から90日が経過しますと、休眠口座とみなされます。その時点で残る全てのボーナス、プロモーションクレジット、XMPは自動的に休眠口座から消失いたします。

休眠口座には毎月 5USDの料金、もしくは残高が 5USD未満の場合はその残高全額分の料金が課金され差し引かれます。お取引口座の残高がゼロの場合には料金はかかりません。

このように、実際のトレードだけでなく、入金や出金も含みます。口座間での資金の移動も含まれます。完全に90日間放置されている口座は「休眠口座」という扱いになり、毎月5ドルの口座維持費を払う必要があるのです。もし2つの利用しない口座があれば、毎月それぞれ5ドルが引かれていきますので10ドル(およそ1,100円)のコスト増です。

しかも休眠口座になってしまった瞬間に、貯まっていたクレジットやXMポイントが消滅してしまいます。消滅したクレジットは復活できないので、注意が必要です。口座開設ボーナスは最初の口座開設の際だけ該当しますので、そのボーナスが有効活用できないまま消滅してしまうかもしれません。

休眠口座にならないための対処法は簡単です。「少なくとも90日間に一度は取引をする」ということです。これは0.01Lotでも構いません。少ないポジションであれば仮に含み損が出てもすぐに決済してしまえばいい話です。5ドル以内の損失であれば口座維持費よりも安く済ませることができます。

複数の口座を開設することはまったく問題ないのですが、その後の管理のことを考えて必要な分だけ開設するのが良いと思います。確定申告のこともありますので・・・。ちなみに口座の残高がなくなり、毎月5ドルの口座維持費が支払えなくなった場合、休眠口座という扱いではなく、「凍結口座」となってしまいます。

休眠口座と凍結口座の違い

休眠口座も凍結口座もニュアンス的には同じ感じですが、状況も対処法もまったく異なります。口座が凍結されるということは、完全に閉鎖されて利用できなくなるということです。取引を再開する方法はありません。

アカウントにログインできないので、取り引きはおろか、入金もできないのです。逆に休眠状態であればアカウントにログインできますので、入金したり、取引することで休眠状態を解除することができます。

口座が凍結されてしまうのは、残高がない状態で休眠口座となり、90日間が経過した後になります。一端凍結されてしまうと対処のしようがないので、取引状況や残高状況は少なくとも「60日間に一度は確認する」といった習慣が必要でしょう。注意して管理していけば休眠や凍結は簡単に防ぐことができます。

凍結した口座をもう一度使いたい場合は、口座開設から始めなければなりません()。これは悪質トレードをしたために口座を凍結されたのと同じ状態ですが、悪質トレードと認定された場合は口座開設の手続きをしても審査を通過できないのに対し、休眠口座から凍結口座に移行した場合は手続きをすれば口座は新しく開設できます。

この場合、口座開設ボーナスは適用外になりますし、入金ボーナスの上限も以前の状態が引き継がれています。リセットされるわけではないということは知っておきましょう。

補足

凍結した口座と同じメールアドレスで口座開設を行うと、登録している個人情報が引き継がれますので、新たに本人確認作業等を行う必要はありません。

まとめ

ボーナスのないブローカーであれば普通にトレードし続けるだけですが、ボーナスが充実しているXMだからこそできる方法だと思います。クレジットだけの口座を開設して、そこでハイレバレッジの思い切ったトレードを行うことができることも、XMを利用するメリットのひとつです。

効果的にXMポイントを稼ぐために100日間は我慢強い取引を続ける必要がありますが、その100日間はトレードプラットフォームに慣れたり、相場を観察する時間だと思えば、100日後からの本格的なトレードに活きてくるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

情報収集が好きなサラリーマンです。主にEAを使ったFX自動売買や裁量トレードを行っています。ハイレバレッジと追証なし(ゼロカット)の環境を求めて海外FXに移行&海外に移住。今ではもっぱら海外のブローカーを使いまくっています。実体験を基に、信用できる情報発信ブログを目指していきます。