結論から言うと、日本のFX業者(以下「国内FX業者」)は元本以上の借金をする可能性があり、ゼロカットシステムを導入している海外FX業者では入金額以上の借金リスクはありません。
- 国内FXと海外FXでは、どちらのリスクが本当に高いのか
- ゼロカットシステムがリスク管理にどのように役立つか
- 私が実際に使って評価したリスク別海外FX業者
ゼロカットを導入している海外FX業者では、入金額以上の損失を被ることはありません。一方、国内FX業者では借金をしてしまうリスクは誰にでもあります。日本人が海外の方と比較しても、投資に慎重になる理由は「借金のリスク」があるということに関係していると考えます。
私が海外FX(XM)でトレードを始めようと思ったきっかけが「ゼロカットシステム」です。海外FXならではのハイレバレッジやボーナスも魅力的だったのですが、ゼロカットシステムを知ってから、借金のリスクを考えることなくストレスフリーでトレードができるようになりました。
理由は、XMで借金をするリスクがない からです。
前半部分では、私がメイン口座として使っている「XM」を例にFXと借金の関係について解説していますが、ゼロカットシステムを導入している他の海外FX業者でも同じです。
海外FX(XM)は借金のリスクがゼロ
私が本当に恐怖を感じたスイスフランショック
現在、私はメイン口座としてXMTrading(エックスエム)を利用しています。かなり前になりますが、FXを始めた当初は国内FX業者を利用していました。トレードツールは、ある程度使いやすく不足はなかったのですが、一投資家として本当に恐怖を感じた出来事が2015年1月15日に発生しました。
それが「スイスフランショック」です。簡単に当時の様子を説明したいと思います。
上記の図は、USD/CHFの日足チャートです。
ほとんど前触れもなく、USD/CHFが1分間で2,000pipsの大暴落が発生しました。ドル円でいうと、1分間に1ドル=110円が1ドル=90円になるのと同じ変動幅です。平日(木曜日)の午後6時半という思いもかけない突然の出来事に、帰宅時間中の副業トレーダーサラリーマンたちは腰を抜かしたかもしれません。
スイスフランショック当日に何があったのか、ご存じない方も多いかと思います。
2011年、ギリシャ債務危機があり、急激なスイスフラン高が進行しました。それを懸念したスイス中央銀行は「EUR/CHF」に対し、為替介入を行いました。1ユーロの価格が1.2000ラインを割らないよう永久介入を行っていたのです。つまり、1ユーロ=1.2000は絶対に割れないとトレーダーたちに印象付けていました。実際、2011年から2015年1月15日まで1.2000スイスフランを割ることはありませんでした。
ところが突然、記者会見で為替介入を廃止すると発表しました。その発表を受けて、焦ったトレーダーが次々に売り注文を入れ、文字どおりの大混乱となります。国内FX業者、海外FX業者を問わず、ほとんどのFX業者のサーバーがダウンしてしまい、売買注文が処理できなくなるという事態に陥りました。
結局、30分以上もの間価格レートが更新されず、復旧したときには価格レートが窓開けしてしまっている状態になってしまいました。
めったに起きない出来事とはいえ、FX取引にはリスクがあることを改めて感じます。
問題はココからで、口座がマイナス残高となり追証となったトレーダーは「ゼロカットシステムの有無」で、運命が分かれることになります。
XMには借金のリスクが存在しないと断言できる理由
強制ロスカットが間に合わず、入金額以上の損失となる「マイナス残高」口座が発生したときにトレーダーに追証を請求せず、FX業者が損失を負担してトレーダーの口座残高を「ゼロ」に戻す仕組み。
「FXの追証」について、簡単に説明したいと思います。追証とは、証拠金が不足した場合にFX業者から追加で証拠金を入金するよう求められる仕組みです。追証には、大きく分けて2種類あります。
- 口座残高がマイナスになった場合の追証
- 証拠金維持率が一定の割合を下回った場合の追証
海外FXでも国内FXでも「強制ロスカット」があります。FX業者が定めている証拠金維持率を下回るとポジションが強制決済される仕組みで、ポジションを強制ロスカットしても証拠金が足りなくなった場合に求められるのが「追証」です。
ここで考えたいのは、もう1つの「追証」です。それは、強制ロスカットが間に合わず口座残高よりも損失を出してしまったときに発生する追証です。
口座残高は「-〇〇円」と表示され、マイナス残高と呼びます。実際に、国内FXで「マイナス残高」になってしまったら、トレーダーにはFX業者に不足分を支払う義務が生じます。つまり、「追証=FX取引で生じる借金」です。
上記は 金融先物取引業協会 が発表している資料で、国内FX業者でトレーダーがどれだけの追証(借金)を負ったのかが記載されています。資料を見ると個人トレーダーの追証発生件数は 1,137件 で、合計19億4,800万円、つまり平均171万円の借金を負ったことになります。追証を支払うため、生活が一変した人も実際に大勢いるのです。
FX取引の損失は「免責不許可事由」に該当します。つまり、自己破産によって借金を帳消しにすることはできません。不本意ですが、FX取引はレバレッジをかけられるため、法律上ではギャンブルと同じ扱いになってしまっているのです。
ただ、実際には、裁判官の裁量によって自己破産できる可能性もあります。自己破産が認められたとしても、生活が一変してしまうことは間違いありません。
こんな余計な心配をしてまで、本当に国内FXを利用することが安全で海外FXよりもリスクがないと言えるのか、正直疑問です。「国内=安全」というのは間違いだと、個人的には考えています。
一方、スイスフランショック後のXMの対応を見てみます。
結論から言うと、「スイスフランショックの際に、XMで借金になったトレーダーはゼロ人(0人)」です。XMでマイナス残高になった人は大勢いましたが、追証を請求された人はいません。
上記の図にあるように、XMはいつも通りゼロカットシステムを粛々と実行しました。そのため、スイスフランショックでマイナス残高になったトレーダーは、「入金額(投資元本)を失っても、それ以上の損失を被ることはなかった」のです。
あれだけ大きな金融ショックでも、全てのトレーダーにゼロカットを実施した実績があるXMの信頼性は高いと判断できると思います。もし、将来同じような大暴落やフラッシュクラッシュがあったとしても、XMからトレーダーに追証を求められることはなく、借金のリスクは発生しないことが期待できます。
ゼロカットシステムは、トレーダーの損失をFX業者が補てんするという仕組みです。そのため、あまりにも多額のマイナス残高になった口座を抱えてしまうと、マイナス分を補てんしきれずFX業者は債務超過となってしまいます。
アルパリUKという有名な海外FX業者が、スイスフランショックの影響で翌日に破産を宣言しました。ゼロカットシステムを導入している海外FX業者は、このようなリスクも抱えながらも、ゼロカットシステムを提供しているのです。
XMと国内FXのリスク規約を比較してみました
各FX業者は公式ホームページで、「リスク警告」を記載しています。XM(海外FX業者)と国内FX業者がどう異なっているのかを調べてみました。
国内FXの利用規約に以下のように記載があります。
SBIFX トレード (https://www.sbifxt.co.jp/)
経済指標の結果によっては価格が急激に変動し、思わぬ損失が生ずるおそれがあります。また、その損失の額が預託した証拠金の額を上回ることもあります。
LION FX (https://hirose-fx.co.jp/)
為替レート等の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。
一方、XMの利用規約は以下のとおりです。
XM (https://www.xmtrading.com/)
FXおよびCFD商品取引には投資元金を失う非常に高いリスクが伴います。
XM(XMTrading) | 国内FX業者 |
投資元金を失うリスクがある。 | 損失の額が証拠金額を上回る可能性がある。 |
入金額以上のリスクはない。 | トレーダーは追証(借金)のリスクがある |
国内FX業者に口座開設するときには、「追証を請求された際にトレーダー側が負担しなければならないというリスクを理解している」ことに同意する必要があるのです。つまり、借金のリスクがあることを承知して、口座開設するということになります。
一方、XMには投資元金を失うリスクがあることが記載されています。国内FX業者とは違いますね。XMではトレーダーのリスクは限定されており、「トレーダーのリスク=入金額」なのです。
国内FXにも海外FXにも「強制ロスカット」という仕組みがあります。FX業者が定める証拠金維持率を下回るとポジションが強制決済され、トレーダーの資金を守ります。ただ、前章で解説したスイスフランショックのように、サーバーが停止してしまい強制ロスカットが作動しないということもあります。
国内FX業者の利用規約に記載されているように、予想を超える相場変動によってサーバーが停止し、マイナス残高になってしまっても、トレーダーがマイナス分を負担しなければならないのです。FX業者のサーバーが停止するなどトレーダーが予想できないような事態でも、トレーダーに追証が発生します。
「どこで決済されるか分からないけれど、決済された時点のマイナス分は全てトレーダーが負担する」
これが国内FXの利用規約に含まれている内容です。
- 国内FX ・・・ 「元本以上の損失となる場合がある」と記載
- 海外FX(XMを含む) ・・・ 「元本すべてを失う場合がある」と記載
ゼロカットシステムは、最高のリスク管理
FXではリスク管理がとても重要です。後の章でも解説していますが、国内FXでゼロカットシステムを導入している業者は1つもありません。ここでは、ゼロカットシステムとリスク管理がどのように関係しているか、検証していきます。以下の図をご覧ください。
国内FX | FX業者が決済した価格時点の損失額全て (強制ロスカットが作動するかどうかはわからない) |
海外FX | どんな価格変動があっても、口座入金額まで |
国内FXは無限リスクなのに対し、海外FXは有限リスクです。フラッシュクラッシュのような急激な価格変動が生じた場合、国内FXではどこで決済されるのか予測できません。もしかしたら、何百Pipsも離れた場所で決済されてしまうかもしれません。それでもトレーダーが追証を請求され、マイナス分は借金となるのです。
どう考えても、本当にリスクが高いのはどちらかというのは一目瞭然だと思います。私がメイン口座として利用しているXMの主なメリットは、以下の5つです。
- 追証なしのゼロカットシステムを適用した実績がある
- 最大レバレッジが888倍
- 豪華なボーナスがある
- 日本語サポートが優秀
- 大手ブローカーなので安心
とりわけ、ゼロカットシステムを実際に適用した例があるのは、とても信頼でき安心感につながります。
XMで口座開設してトレードすれば、自動的にゼロカットシステム対象口座となります。さらに、複数口座を保有していても、それぞれの口座ごとにゼロカットシステムが適用されますので、他の口座からマイナス分が補てんされることはありません。
XMのゼロカットシステムについて、詳細は以下の記事で詳しく検証しています。
ゼロカットシステムが不透明な海外FX業者には注意
注意したいのは、「海外FX業者=借金のリスクがない」というわけでないということです。
「FXDD」という海外FX業者は、スイスフランショックの際、一転してゼロカットを行わないという判断を行ったため、投資家からの苦情が殺到しました。そのため現在では、確実なゼロカットを行えるのかと問われると不透明な部分が残ります。スイスフランショック前には「ゼロカットシステムを導入している」と公式ホームページに記載があったのですが、「当社の予想を超えているため、ゼロカットシステムの適用外」としてマイナス分をトレーダーに請求しました。
ゼロカットシステムは、海外FX業者の経営に負荷をかける仕組みなので、本当にゼロカットを契約どおり適用するのか、信頼性の高い海外FX業者を見分ける必要があります。
海外FXで借金をしてしまう場合、国内FX業者とはその性質が異なります。例えば、ハイレバレッジトレードができる海外FXでは「一発逆転を狙ったギャンブル」のようにどんどんポジションを保有してしまい、損切りできずに借金をしてまで証拠金を追加してしまうパターンです。
これは国内FXの借金とは性質が違うように感じます。ハイレバレッジが危険といわれるのは、「リスク管理をしないと、ギャンブルになる」ということの裏返しです。ハイレバレッジ自体は、危険ではありません。しかし、自分が考えている範囲を超える可能性があるリスクが存在している国内FXよりも、海外FXの方がリスクは相対的に小さいと私は考えています。
国内FX業者は誰でも借金をするリスクがある
国内FXの強制ロスカットは安心できる仕組みなのか
強制ロスカットについて解説していきます。
国内FXと海外FX、どちらにもある仕組みです。FX業者が定める証拠金維持率を下回ると、保有しているポジションが強制決済されるか、追加で証拠金を入れる必要があります。通常なら投資家を守る仕組みとして機能するのですが、突然の価格変動が起こったときは別です。この「強制ロスカット」が正常に機能するのは、「FX業者のサーバーが正常に機能しているとき」です。
つまり、サーバーが停止している土日やスイスフランショックのようにサーバー機能がトラブルを起こしてしまった場合は適用されません。週明けの月曜日にローソク足の窓が開いてしまっても、強制ロスカットは適用されず、決済された時点での損失が確定します。
国内FXがゼロカットシステムを導入しない理由
ゼロカットシステムは、トレーダーにとってのメリットはあっても、デメリットはありません。リスクを本当に考えるトレーダーであれば、信頼できる海外FX業者へ移行してしまいます。国内FX業者にとっても、顧客が逃げてしまうというのは避けたいはずです。
では、なぜ国内FX業者はゼロカットシステムを導入しないのかというと、日本の証券取引法においてトレーダーの損失補てんの禁止が定められているためです。
ゼロカットシステムはトレーダーのマイナス分をFX業者が負担する仕組みですので、損失補てんに該当してしまいます。そのため、金融庁に登録している国内FX業者はゼロカットシステムを導入できないのです。
一方で、世界でも規制の厳しいライセンス「キプロスライセンス(CySEC)は、2016年に「ゼロカットシステムの導入義務化」を発表しています。また、ヨーロッパでも顧客保護のためゼロカットシステムの導入義務化になりました。
ここでも日本と世界の差が表れているように感じます。日本の流れと世界の流れは、全く別方向になっているようです。「日本の金融ライセンス=海外の金融ライセンスよりも安心」というのは、疑問が残ります。
ただ、国内FX業者は金融庁の管轄にあるため入出金トラブルは少なく、顧客資産は信託保全されています。その点に関しては、国内FXの方が安心できるのは間違いありません。金融ライセンスにも様々な種類があり、すべてが信頼できる金融ライセンスというわけではありません。
金融ライセンスについては、以下の記事をご覧ください。
本当にリスクがあるのは国内FXだと思う
我々トレーダーの観点から考えると、本当にリスクが高いのは「国内FX」ではないかと思います。確かに数年に1回も起きる確率は低いと思いますが、スイスフランショック以外にもトルコリラショックや年初のフラッシュクラッシュが実際に起こっています。
どんなリスクも想定しておくのが一番ですし、万が一払えない額のマイナス残高になり追証を請求されてしまったら、生活自体が一変してしまいます。そのようなリスクを背負ってFX取引をするぐらいなら、トレードしない方が良いとも考えられます。
借金になるリスクがゼロの信頼できる海外FX業者を選ぶ方が、リスク管理の面からみても良い選択だと思います。
私がリスク別に選んだおすすめ海外FX業者
ここでは、リスク別に私が選んだ海外FX業者とそれぞれの特長となるサービスを紹介していきます。
ハイレバレッジトレードができる海外FX業者
XM(XMTrading)
XMの強み | XMの弱点 |
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私がメイン口座として利用しているのがXMです。
ゼロカットシステムを適用した実績があり、日本語サポートもしっかりしているので、安心して利用できる海外FX業者だと思います。888倍のハイレバレッジトレードで、積極的にリスクを取りながらトレードしたいという方向けです。ボーナスも豊富で、888倍のハイレバレッジトレードをすれば、資金を大幅に増やせるチャンスがあります。
XMのメリット・デメリットについての詳細は以下の記事で解説しています。
iForex
iForexの強み | iForexの弱点 |
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iForexの特長は「強制ロスカット=証拠金維持率0%」であることです。つまり、証拠金がゼロになるまでポジションを保有し続けることが可能です。海外FX業者の中でも、ハイリスクでトレードしたい方向けです。
もちろん、ゼロカットシステムが備わっていますので、口座入金額以上のリスクはありません。iForexについては、以下の記事で詳しく検証しています。
HotForex
HotForexの強み | HotForexの弱み |
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HotForexは「コピートレード」ができることが最大の魅力だと思います。簡単に解説すると、プロトレーダーと同じ価格でエントリー・エグジットができる仕組みです。ミラートレードやソーシャルトレードともいわれています。
HotForexには現在、800名近いシグナルトレーダーが登録されています。私も実際にコピートレードを試してみましたが、かなりの確率で利益が出ました。コピートレードの仕組みやシグナルトレーダーの選び方など私が試して実感したポイントをまとめています。
コピートレード以外の部分で考えると、XMとコンセプトは似ているのですが、XMの方が利用しやすいと感じました。ボーナスもとても豪華に見えるのですが、実際にトレードには使えない仕様になっています(ボーナスの意味がないような…)XMとHot Forexについては、以下の記事にまとめています。
リスクが低く、安定してトレードできる海外FX業者
TitanFX
TitanFXの強み | TitanFXの弱み |
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日本語サポートの対応も早く、トレード制限が一切ないため、裁量トレード・自動売買トレードを本格的にしたいトレーダー向けと言えます。ボーナスがないため、無理なトレードをすることもないと思います。
CFD取引もできるのですが、原則すべての銘柄で500倍のハイレバレッジトレードが可能です。他のほとんどの海外FX業者はCFD取引にレバレッジ制限をかけていることを考えると、TitanFXの強みだと思います。
Titan FXのメリット・デメリットについて以下の記事で詳細を解説しています。
Tradeview
Tradeviewの強み | Tradeviewの弱み |
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Tradeviewの口座開設をした直後は、最大レバレッジが200倍に設定されています。さらに「強制ロスカット=証拠金維持率100%」に設定されているため、他の海外FX業者よりも相対的にリスクは低くなります。資金を十分に保護しながら、安定してトレードしたい中級者向けの海外FX業者です。
さらに、他の業者ではあまり対応していない、cTraderという取引プラットフォームが利用できます。cTraderの機能やスイングトレード手法については以下の記事で詳細を紹介しています。
一方、公式ホームページや管理画面のユーザビリティが非常に低いことは弱みだと思います。複数口座を保有していると管理がとても複雑です。個人的には cTrader専用の海外FX業者として利用しています。
FXではリスク管理が重要
ここまで、FX取引と借金のリスクにゼロカットシステムがどのように関係しているか、解説してきました。ですが、ゼロカットシステムを導入しているXMTradingやTitanFXを利用すれば、最大リスク=入金額までと限定できます。
さらに、普段のトレードでもリスク管理が重要です。ゼロカットシステムがあるからと言って、無茶なトレードをするのではなく、トレード計画の見直し、改善が不可欠です。私が実践しているリスク管理方法をご紹介します。
トレード前にストップと利益確定ライン決めておく
私はデイトレードで裁量トレーダーですが、まず、トレード前にストップロスと利益確定ラインを決めています。「トレード計画」という言葉を聞いたこともあると思いますが、事前に予定されている経済指標や経済イベントを確認します。
また、冷静な状態であらかじめストップと利益確定ラインを決めておけば、ポジションを保有した後で、何も悩むことはありません。エントリーしたら、後は待つだけです。
私はXM(XMTrading)を使っていますが、私が実際に資金を10倍にした手法があります。エントリーの方法、利用するインジケータ、ストップや利益確定の考え方など余すところなく以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
1つの通貨だけにこだわらない
海外FX業者では、通貨ペアの他にも日経225やダウ平均株価などのCFD取引も可能です。FXとCFDの関係は深く、相関性が高い銘柄もあれば、そうでない銘柄もあります。
ボラティリティも大きくレバレッジもかけられるので、分散投資にピッタリです。何よりも同じMT4画面でチャートを表示できるのは魅力です。CFD専用口座を作成する必要がないので、簡単にCFD取引を始められます。
XMには、同じ銘柄に先物(Future)と現物(Cash)があるなど、他の海外FX業者と異なる部分があります。詳細については、以下の記事をご覧ください。
トレード日誌を付ける
トレードの記録帳です。1日のトレードを始める前やトレードが終わった後に、トレードに関する記録を付けます。私もトレードを始めてからしばらくして、トレード日誌を書くようにしています。
自分がどんな根拠でエントリーしたのか、どんな根拠で利益確定やストップロスを入れたのかなどを記入します。意外とリスク管理に役立ちますので、ぜひ試してみてください。トレード日誌の作成の方法などは、以下の記事で紹介しています。
海外FXで借金の心配の必要はない
ここまでFXと借金のリスクについて解説してきました。
ゼロカットシステムがあれば、FX取引で借金を抱えるリスクはありません。海外FXだけにしかないゼロカットシステムは、トレーダーにとって本当に心強い仕組みだと思います。「国内FX=安心」ではなく、むしろ、リスクが高いのは国内FXなのではないかというのが私の考えです。
ゼロカットシステムを導入している海外FX業者で、借金を心配する必要はありません。また、それぞれ特長となるサービスが異なるので、リスク別や目的別に海外FX業者を選んでみるのも良いと思います。